
【糸車】
実母の愛、そして自分に用意されたすべての幸せを捨て、病弱な養父と弟のもとへ帰る
主人公・お高を描く
【夫婦の朝】
窮地に陥った妻とそれを救う夫の愛の物語
【梅咲きぬ】
武家の妻としての厳しい生き方を姑が嫁に諭す
【明暗嫁問答】
舅から次々と出される嫁問答(テスト)の難問を見事に切り返してゆく嫁の利発さを描く
【鼓くらべ】
権高な主人公・お留伊の心の変容を描く
【萱笠(すげがさ)】
嘘から始まった夫への愛が、真実のものへと変化していく
【不断草】
米沢の四季を背景に繰り広げられる嫁と姑の心の交わり
【憎いあん畜生】
愛するがゆえに男のもとからさっていく女の物語
【小指】
放心癖のある武士・山瀬平三郎と小間使いの八重、互いに純愛を貫いた
二人のほのぼのとした物語
【二粒の飴】
嫁入り前夜、母から娘に二粒の飴をそえて伝えられる、武士の妻の心
 
【ちっちゃなかみさん】
向島の料理屋、笹屋の一人娘お京の婿取りをめぐる物語。
お京の意中の人、信吉の姪・加代の健気さが全てを
幸せに導く、心の中がぽっと温かくなる作品

【名ごりの夢】
将軍家の奥医師を務める桂川家は、鎖国下の江戸で
唯一つ許された西洋医学「蘭方」医。
七代目桂川甫周の娘(今泉みね)が伝える思い出の
古き良き江戸と第12代将軍徳川家慶の日常

【雨上がる】
京で商いをする又蔵とお孝夫婦は元大垣藩士の中間(ちゅうげん)と女中。
不義を問われながらも主人・小栗清一郎と八重夫婦は逃がしてくれた。旧主からの返しきれない恩。
「受けた恩は石に刻め」のことばそのままに、又蔵とお孝は必死に人生の始末をつける
■寿々方・江戸がたり 次回予定は「お知らせ」をご覧ください。
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